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技術者教育プログラム「環境創造工学」
 
特徴
 鹿児島工業高等専門学校(以下「本校」という。)は,急速な経済成長を背景に,産業界からの技術者育成の要望の高まりを受け,「実践的な技術者」の育成のために1961年(昭和36年)の国立工業高等専門学校(以下「高専」という。)の法整備後の1963年(昭和38年)に,中学卒業後の5年間の課程(以下「本科」という。)の機械工学科2学級・電気工学科1学級で創設されました。その後,1967年(昭和42年)に土木工学科1学級,1986年(昭和61年)に情報工学科1学級を増設し,1991年(平成3年)に機械工学科1学級を電子制御工学科に改組し,2003年(平成15年)に電気工学科を電気電子工学科に改称ししまた。また,本科で専門的知識や技術を学修した学生に,さらに深く教育研究を行い,社会のニーズに対して新しい技術を工夫できる創造力豊かな開発型技術者の育成を目指すために,2000年(平成12年)に機械・電子システム工学専攻,電気情報システム工学専攻および土木工学専攻の3専攻からなる専攻科課程を設置しました。高専の位置付けと,各学科と各専攻の関係を,それぞれ図1,図2に示します。
 JABEE教育プログラムに関しては,本科5学科の4,5年生と専攻科1,2年生を,それぞれ教育プログラム1,2年生と教育プログラム3,4年生(図1,2)に対応させています。教育プログラムの理念として,「人間の社会活動が環境に及ぼす影響を学んで,専門分野およびその他の分野の知識と結びつけることによって,地球環境及び生態系に極力影響を与えない,環境に配慮したものづくりができる創造力豊かな開発型技術者の育成」を定め,これを実現する技術者教育プログラム「環境創造工学」を設定しました。それにより,専攻科の目的である「各科の専門知識をさらに深めること」に「環境に配慮したものづくりができる創造力豊かな開発型技術者の育成」が加えられました。
 また,本校には,JABEE非対応の教育プログラムは存在しません(図2)。2003年(平成15年度)に工学(融合複合・新領域)関連分野のプログラム名「環境創造工学」で新規審査を受審し,2005年(平成17年)の中間審査を経て2007年(平成19年)までの5年間の認定を受けました。




             図1                                       図2

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