文部科学省 大学間連携共同教育推進事業 高専・企業・アジア連携による実践的・創造的技術者の養成
活動実績
平成26年度夏のインターンシップ
本年度夏のインターンシップは、下記三社を予定しています。既に、派遣が決定した学生を対象に、オリエンテーションが行われています。
【台湾】 H26平田機工募集要項(台湾).pdf
台湾平田機工股份有限公司 平成26年8月25日~9月9日
【フィリピン】 H26_千代田フィリッヒ〓ン実施要項.pdf
Chiyoda Philippines Corporation 平成26年8月26日~9月10日
【ベトナム】 H26_TOTOベトナム実施要領.pdf
TOTO Vietnam 平成26年8月30日~9月12日
尚、タイにおける下記五社においても今夏の実施を予定していたが、5月22日軍によるクーデター宣言が出され、その後夜間外出禁止令が敷かれるなど、社会情勢不安と判断し来年へ見送ることを決定した。
1. Ratchaburi Power Co., Ltd
2. MK Waterteck. Co. Ltd.
3. SIAM DAIWA INTERNATIONALCo.,Ltd.
4. Bangkok Mass System Public Company Limited (BTS)
5. ROHM Integrated Systems (Thailand) Co.,Ltd.
厦門理工学院とMOUを締結しました
平成26年5月9日、10日に九州沖縄地区9高専と中国・厦門理工学院とのMOU締結のため、厦門理工学院を訪問しました。
中国・厦門の街の様子
厦門理工学院
実習室の様子
厦門理工学院・学院長とのMOU締結式の様子
そして、平成26年6月28日(土)厦門理工学院の副学院長が来日し、佐世保工業高等専門学校と中国・厦門理工学院との交流10周年記念式典において、九州沖縄地区9高専と厦門理工学院とのMOUを締結いたしました。
今後ますますの交流の発展が期待されます!
ベトナム・ハノイ大学とMOUを締結いたしました。
平成26年6月9日、ベトナムのハノイ大学にて九州沖縄地区9高専とハノイ大学とのMOU締結式が行われました。
9高専からの出席者は、丁子校長(鹿児島)、塚本校長(北九州)、長谷川校長(熊本)、植村教授(鹿児島)、寺井教授(北九州)、下塩副校長(熊本)、松田教授(熊本)です。
締結式の様子
また、TOTOベトナムの企業見学も行いました。
インターンシップ@台湾
本事業のステークホルダーである、九州経済連合会の協力をいただき、3月3日(月)~3月14日(金)に
台湾平田機工にて、海外インターンシップを実施しました。
参加したのは、熊本高専の生産システム工学宇専攻2年生と情報通信工学科5年生の2名です。
研修内容は、社内の各部門(営業・設計・製造・生産等)を短期間ずつ体験するというものでした。
各部門を体験したことから、それらのつながりやそれぞれの役割分担を知り、会社で働くということのイメージがつかめたということや海外で仕事をするに当たって、やはりコミュニケーションの大切さや語学力を向上させることの重要性を学ぶ事が出来たようです。
これからも、たくさんの国々で経験を積んで、グローバルな技術者を目指して欲しいと思います。
ペトロナス工科大学との学生交流@マレーシア
3月9日~3月17日に、マレーシア・ペトロナス工科大学(UTP)において、
学生交流を実施しました。
参加したのは、九州沖縄地区高専生9名(本科4年~専攻科1年)
まずは、自分の所属高専・地元について英語でプレゼンテーションをしました。
そして授業に参加させてもらいました。
ETP(Engineering Team Project)に参加し、指定されたグループが作成しているシステムに関するミーティングを行いました。また、プログラミングや制御システムについての専門授業やプレゼンや安全工学についての一般授業も見学させてもらいました。
現地企業見学として、
Camfilという空気清浄機製造・販売企業を見学しました。
また、Spritierという飲料水製造・販売の企業を見学しました。
マレーシア料理に挑戦!!
UTPの学生さんとの交流はとても充実したものになったようです。
今後とも交流を続けていって欲しいと思います。
プログラミングチャレンジ@シンガポール
3月8日~3月18日に、シンガポールリパブリックポリテクにて、「プログラミングチャレンジ」を実施しました。参加したのは、九州沖縄地区高専の学生11名(本科3年~専攻科1年)です。
シンガポールに到着!!
シンガポール第1日目は、オリエンテーションを行いました。
リパブリックポリテクにて行われたプログラミングチャレンジでは、
参加学生はシンガポールの学生とペアになってAndroidアプリの製作に取り組みました。
自由時間には、リパブリックポリテクの学生と交流を深めることが出来ました。
また、現地企業見学としてNTTシンガポールを訪問し、現地で働く日本人スタッフから
体験談などを交えて貴重な話を聞くことが出来ました。
現地最終日には、製作したAndroidアプリについて参加学生が英語で成果発表を行いました。
参加した学生さんの感想では、
・現地の教育制度を知って、勉学に対する姿勢を見直そうと思った。
・パートナーと協力し合いながらアプリを製作したので、信頼関係やコミュニケーションの大切さが分かった
・プログラミング言語は世界をつなぐ!!
という声が聞かれました。
とても良い経験になったようです。
興味のある学生さんは、今年度も実施予定ですので是非参加してください。
マレーシア・ペトロナス工科大学とMOUを締結しました。
昨年度末より、マレーシアペトロナス工科大学(UTP: Institute of Technology Petronas SDN BHD)お互い訪問調査・協議を重ね、平成26年2月6日、MOU締結式を執り行いました。
沖縄高専 鹿児島高専 Tuan Haji Mohamed Noor Rosli B Baharom, 都城高専 伊東校長 赤坂校長 Chair - UTP 桑原校長
早速、3月10日より一週間の予定で学生交流を行います。まずは高専生がUTPを訪問し、授業やプロジェクトへの参加、現地企業の見学など盛りだくさんのプログラムを体験します。
ガジャ・マダ大学(インドネシア)とMOUを締結しました。
2014年2月6日、インドネシアのガジャ・マダ大学とMOUを締結しました。
【出席者】北九州高専校長 塚本 寛
有明高専校長 福島 健郎
佐世保高専校長 中尾 充宏
熊本高専校長 長谷川 勉
熊本高専副校長 下塩 義文
北九州高専教授 寺井 久宣
Univerisity Club @Universitas Gadjah Mada
調印式は、ガジャマダ大学セミナー内で行われました。
UGM_JOINT_SEMINAR_Vocational_Education.pdf
セミナー会場の様子
セミナーでは、北九州高専塚本校長より、9高専連携事業の紹介と高専の学校紹介があり、
同会場にて調印式が執り行われました。
タイ・カセサート大学とキングモンクット工科大学北バンコク校とMOUを締結しました。
タイ・カセサート大学とは、鹿児島高専とMOUを締結しており交流も盛んに行われておりましたが、
本事業で九州沖縄地区の9高専へと拡大相互交流を行う目的でMOUを締結しました。
また、キングモンクット工科大学北バンコク校とは、既に沖縄高専がMOUを締結しておりましたが、
同じく九州沖縄地区の9高専へと拡大相互交流を行う目的でMOUを締結しました。
学生交流&インターンシップ@中国・厦門理工学院
2013年10月4日~10月25日:中国厦門理工学院にて専攻科2年生(6名)による、学生交流及びインターンシップが実施されました。
中国・厦門市は佐世保工業高等専門学校のある佐世保市と姉妹都市であり、日系企業も約110社進出しています。厦門理工学院は福建省・厦門市による公立4年制大学です。
まず、厦門理工学院との学生交流は、授業見学、実験室見学(機械工学科・電気工学科)、中国文化体験(書道・中国茶・太極拳等)、ホームステイ、工場見学(厦門許継知能電力設備(株)という醤油工場)など盛りだくさんの内容でした。
次に、厦門FDK有限公司で3日間に渡り、工場実習(インターンシップ)を行いました。生産工程の見学や過大演習をし、参加学生は日系企業の中国での経営の難しさなどを学びました。
また、厦門理工学院とは9高専連携事業において、九州・沖縄地区の9高専とMOUを締結する予定となっています。今後も活発な交流事業が期待されます。
学生交流@タイ・バンコク
2013年8月26日~9月7日に、タイ・バンコクにて学生交流を実施しました。
お互いに研究内容について発表し、質疑応答で活発な議論が行われました。
2013年8月26日~9月7日に、タイ・バンコクにおいて学生交流が実施されました。
IT-Open Houseに参加
PBLの授業で学生が作成したプログラムや研究内容について紹介してもらいました。
スマートフォンのケースをPC上でデザインし、発注するソフトウェアは実際に事業化されたそうです!
【自由研修】
エメラルド寺院の見学。タイの文化を肌で感じることができました。
カセサート大学への訪問
International Undergraduate Programの授業を聴講させてもらいました。
また、人工衛星に関する研究室、また工学部の化学、材料、電子、情報、土木などの研究室を見学しました。2011年のロボカップサッカーでは、優勝したそうです!
学内で歓迎の夕食をいただき、学生のタイ舞踊を見せていただきました
最後に、キングモンクット工科大学ラカバン校(KMUTNB)を訪問しました。
KMUTNBはフランス、ドイツと共同研究を行っており、実験設備が新しく、洗練されていました。企業の技術者の能力向上を目的とした教材も作成しており、各種企業と共同開発している様子がよくわかりました。今後も交流を発展していきたいです。
個別・研修派遣@タイ・コンケン大学
2013年8月26日~9月21日、沖縄高専の創造システム工学専攻科1年生(生物資源工学コース)の学生さんが、コンケン大学へのインターンシップに行ってきました。以下参加学生さんの報告です。
インターンシップ先は、コンケン大学バイオテクノロジー学部テクノロジー学科Fermentation Research Center for Value Added Agricultural Productsです。
インターンシップでは、タイの伝統的なお酒の醸造法や文化を学びました。お酒においてはSatoと呼ばれるタイのどぶろくの製造法を学びました。原料であるインディカ米のもち米を用いてクモノスカビの仲間であるRhizopus oryzaeによる糖化、酵母によるアルコール発酵の工程を経て醸造を行いました。
アルコール発酵を行ってから、14日間SatoのpH、総酸度、Total Soluble Solid (Brix)、酵母数の測定を行いました。pH、総酸度は健全に発酵が行われたかの指標、Total Soluble Solid(Brix)、酵母数はエタノールが生成されているかの指標です。
インターンシップの最終日にはSatoの製造方法、これまでの分析結果を英語でプレゼンテーションしました。
今後は、泡盛の起源であるお酒についての調査を行いながら、コンケン大学とタイ米を用いた醸造についての共同研究などを行っていきたいです!
インターンシップ@タイ -MK Water Tech-
2013年8月15日~9月10日にタイのバンコクにあるMK Water Techにて学生インターンシップが実施されました。参加したのは、鹿児島高専・有明高専の専攻科1年生の2名です。
参加学生からの報告が届いていますので、ご紹介します。
★インターンシップの目的★
①タイにおける日本人社員、タイ人社員の役割、海外における日本企業のあり方を理解しこれからの時代を生きる技術者に求められていることは何かを理解すること。
②また、タイ人社員の方々と英語でコミュニケーションを取りながら実習を行い、水処理技術について理解を深めること。
③普段の生活から英語でコミュニケーションをとることで、英語を話すことへの抵抗をなくすこと。
実習では、水処理施設の見学をし、装置について理解を深めたり、ビーカーを用いての排水処理の反応実験を行ったりしました。
事務の仕事では、図面・書類の翻訳、見積書の作成、蒸留排水装置の完成図の作成をしました。
実際に現場に同行させてもらい、pHセンサ・ORPセンサの校正を行ったり、装置のメンテナンスの様子を見学させてもらったりしました。
タイでの日常生活では、何をするにも挑戦の連続で苦労したことも多かったですが、得られることも多く、日本と異なる国の文化をよく知ることができました!今後、機会があれば積極的に参加したいです。
インターンシップ@タイ -SIAM DAIWA INTERNATIONAL CO.,LTD-
2013年8月14日~9月11日タイのチョンブリにあるSIAM DAIWA INTERNATIONAL CO.,LTDにおいて、学生インターンシップが実施されました。
参加学生からは、下記のような報告がありました。このインターンシップの経験をこれからの研究や就職活動に活かしていけるといいですね。
1ヶ月間の研修で、水処理に関する基本的な用語や設計の計算方法を習得し、実際の現場を見学することで装置についても知識を深めることができました。
また、エンジニアに同伴して現場を見学することもできました。SIAM DAIWAが販売している「減」の試運転や、販売後のメンテナンス、活性汚泥の水処理施設、その他の水処理施設のトラブル解決などに立ち会わせてもらい、貴重な体験をしました。
タイでの生活は、気候も文化も日本と随分異なり、最初は戸惑うことばかりでしたが、次第に慣れて不便を感じることもなくなっていました。インターンシップということもあって、ビジネス英語の習得も必要だと感じました。
英語キャンプ@シンガポール
2013年8月17日から8月31日まで、シンガポールポリテクニクにて、英語キャンプが行われました。
参加したのは、本科2年生から専攻科2年生までの学生20名です。
主な内容は、①友達作りのための会話 ②意見を表現するための作文 ③職場での電話対応 ④履歴書の書き方と就職面接について です。
土日を除く9時から16時まで受講中の会話は全て英語で、日本語の使用は厳禁でした!!
2週間にわたって英語を集中的に勉強し、就職を想定した面接をシンガポールポリテクニクの英語の先生と学生が1対1で行い、それに合格するとコース修了ということで、学生のみなさんは連日夜遅くまで準備に励み、見事参加者全員修了証をもらうことができました。
平成26年度も夏休みに企画する予定ですので、興味のある学生さんは是非ご参加ください。
テクニカルチャレンジ@香港
2013年8月18日~27日まで、香港にてテクニカルチャレンジが開催されました。
これは、香港VTC/IVEの学生と九州沖縄地区の高専の学生が互いに協力して技術課題に取り組む学生交流プログラムです。課題解決という同じゴールを目指し、活動することでコミュニケーション力を高めると共にグローバル化への対応力を培うことを目的としています。
今回の課題内容は、木製の材料を利用して規定の大きさの橋の模型を製作すること。
そして、橋の中央に荷重をかけて、その強度を競うこと、でした。
香港の学生とのコミュニケーションはもちろん英語です!
どのような構造にするか、アイデアを出し合い、限られた材料を有効に活用して模型を協力して作成しました。
合計8日間のプログラムでは、日本人学生・香港学生が互いにサポートして、最終的に深い交流をすることができました。