文部科学省 大学間連携共同教育推進事業 高専・企業・アジア連携による実践的・創造的技術者の養成
事業概要
文部科学省が実施する平成24年度「大学間連携共同教育推進事業」に、本校が代表校として申請した
「高専・企業・アジア連携による実践的・創造的技術者の養成」が採択されました。
大学間連携共同教育推進事業
本事業は、国公私立の設置形態を超え、地域や分野に応じて大学間が相互に連携し、社会の要請に応える共同の教育・質保証システムの構築を行う取組の中から、優れた取組を選定し、重点的な財政支援を行うことにより、教育の質の保証と向上、強みを活かした機能別分化を推進することを目的としています。(文部科学省ホームページより)
事業概要
九州沖縄地区の9つの国立高等専門学校が連携し、インターンシップ、海外研修、専攻科の単位互換等を推進する取組である。
1高専の学生数は1000名程度であるが、連携によるスケールメリットを発揮し、インターンシップでは、約900の会員企業を有する九州経済連合会(ステークホルダー)と連携する。
海外研修では、アジア諸国の高等教育機関との交流実績を活用し、アジア諸国との関係を強化する。ステークホルダーもアジア諸国との関係を強化しており、海外インターンシップの受け入れ企業の開発や留学生の日本でのインターンシップ等でも協力関係を構築する。
専攻科の教育プログラムを見直し、単位互換、長期インターンシップ、長期海外研修を行いやすくすると共に、専攻科への秋入学の体制を整え、海外から研修生、留学生を受け入れやすくする。
9高専連携事業の概要
ステークホルダーからのメッセージ
(一社) 九州経済連合会 会長
麻生 泰- 九経連ではグローバル化に対応した多様な人材(外国人留学生、日本人学生)の育成・活用に資するべく、国際委員会の下にグローバル人材部会を設置し インターンシップ・採用における政策提言や具現化方策の検討・実施を行っております。
九経連は、約960社の会員企業を擁していますが、本事業のステークホルダーとして九州地区の各高専と連携し、インターンシップを一層推進し、九州の各高専のグローバル人材育成活用を支援していきます。
九州沖縄地区9高専が連携して本事業を推進され、アジアとの交流拡大、技術開発及び人材育成に迅速かつ的確に対応出来る体制を構築していただくことを期待します。